『エンゲルベルト・フンパーディンク World Tour 2005』日本公演が、6月29日に東京国際フォーラムホールCにて行われました。コンサートはお陰様でご来場者様の御盛況のもと無事終了することが出来ました。エンゲルベルト・フンパーディンク氏の洗練されたステージパフォーマンスは言うまでも無く魅力的でしたが、熟練された歌唱力、ユーモアのセンス、そしてコンサートの随所で垣間見れる彼の人間性も大変魅力的であった素晴らしいコンサートでした。 沢山のお客様から素晴らしいご感想が寄せられましたが、ここに何点か抜粋してご紹介させて頂きたいと思います。 (多くの皆様よりいただいた貴重なご意見は、今後の公演の参考とさせていただきます。又、スペースの都合上全ての文章を掲載する事が出来ませんがご了承下さい。誠にありがとうございました。)

おなじみのあのオーバチュアに続いて S' Wonderful でスタートした彼の11年ぶりの来日コンサート。 今夜の彼をサポートするのはブラス・セクションを含めた13人編成のバックバンド。 やや意外な選曲にも関わらず歌い終わる頃には会場を埋めた満員のオーディエンスはあっという間に彼の世界へ・・・。(中略)「緊張して足が震えて・・・。」とジョーク交じりに語った後で、"STILL"から"A CHANCE TO BE A HERO"へと続く。 どちらも'80年に発売したライブアルバムからの選曲だ。 そして勿論、大ヒット曲 "AFTER THE LOVIN' " も忘れてはいけない。 (中略)そして、彼の初期の頃を知るファンの方には嬉しいプレゼントもあった。 彼の記念すべきデビューアルバム "RELEASE ME" に収録されていた "TEN GUITARS"。 彼をスターダムへと押し上げた敏腕マネージャの、今は亡き Gordon Mills の書いたこの佳曲を、彼はいかにも懐かしそうにオーディエンスの手拍子に乗って歌う。 (中略)また彼の最新アルバムであり、来日記念盤ともなっている "LET THERE BE LOVE" からの数曲も色々な意味で聴き応えあるものであった。 (中略)この日、彼が歌ったヒットメドレーの中でも嬉しいプレゼントがあった。 "LOVE ME WITH ALL YOUR HEART"(太陽は燃えている)をメドレーの1曲として歌ってくれたのである。 70年初頭、日本に於ける彼の人気を決定づけてくれたヒット曲ではあるが、彼自身のオリジナル曲ではないが故か、'73年秋の初来日コンサートに於いてフルコーラス披露された以外はコンサートプログラムに加えられる機会もなく、ファンの間ではアルバムのみで聴く事が出来る「伝説の名曲」と化していた曲である。 彼がこの曲を歌い終わってから、ひときわ大きいオーディエンスの拍手喝采が起こったのは言うまでも無い。 メドレーが終わり、いよいよクロージングナンバーは・・・そう。"RELEASE ME"。 この曲に対するオーディエンスの反応は今更述べる必要は無いだろう。 彼自身「この曲は、何度歌ってもその度に異なったインプレッションを受ける不思議な力を持った大切な曲」とコメントしていた事もあるこの曲。 今夜の彼に対してこの曲は果たしてどの様なインプレッションを与えたのだろうか・・・。 (中略) そしてスタンディング・オベーションでその光景を見守る場内満員のオーディエンスの姿。 こうして11年ぶりの彼のコンサートは終わりを迎えた。 次に日本で彼に逢えるのはいつの事だろうか。 いつになろうと、その時を楽しみに待ちたいと思う。
エンゲルベルト・フンパーディンク セットリスト
2005/6/29 東京国際フォーラム ホールC
1. S' WONDERFUL 14. YOU INSPIRE ME
2. AM I THAT EASY TO FORGET 15. CUANDO CUANDO
3. STILL 16. I WISH YOU LOVE
4. A CHANCE TO BE A HEAD 17. MEDLEY
5. MAN WITHOUT LOVE      THE WAY IT USED TO BE 
6. AFTER THE LOVIN'      WINTER WORLD OF LOVE 
7. IT HAD TO BE YOU      ANOTHER TIME,ANOTHER PLACE 
8. TOO YOUNG      THERE GOES MY EVERYTHING 
9. MORE TODAY THAN YESTERDAY      SPANISH EYES 
10. MY CONFESSION      LOVE ME WITH ALL YOUR HEART 
11. THERE'S NO GOOD IN GOODBYE 18. RELEASE ME---NEW BOWS
12. HONKY TONK WORLD 19. MY WAY
13. LAST WALTZ    
一夜限りの日本公演。滞在日程も数日の中、エンゲルベルトはファンクラブの集いに参加しました。
 



Engeが奥様、ミュージシャン達と共に私達ファンクラブの集いに来てくれました。
疲れているはずなのに、イヤな顔一つせずに、私達を楽しませてくれたのです。
ミュージシャン達とオシャベリをしたり写真を撮ったりする人。
「レディ達にここを譲りましょう。」とEngeの
隣の席をあけて下さる奥様。
会場は大盛り上がりです。
あ...と云う間に時間が過ぎいよいよお別れの時、
「それじゃ・・・」 と 歩き始めた彼に


『Enge, "We'll meet again"(イギリスの古い曲で彼のCDにも収録 されています)』

と声をかけると、Engeはいきなりこの歌を唄い始めました。 勿論アカペラで!!会場内全員での大合唱となり、豪華この上ない フィナーレになりました。

ありがとうEnge・・・又日本に来て下さいね! 
           (エンゲルファミリー)
 

『エンゲルベルト・フンパーディンク』
ソフトに聴衆を包み込む〜ベルベット・ヴォイス〜
35年に及ぶキャリアの中で1億3千万枚以上のレコードを売り上げ、シングル「リリース・ミ−」は56週間チャートインし続け、ギネスブックにも掲載。彼のファンクラブは世界最大規模、約800万人の女性会員を今も魅了し続けている。

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