Girly Punk Fashion の New Leader
Skye Sweetnam (スカイ・スウィートナム)
カナダ出身のシンガーソングライター。トロント郊外の小さな町、ボルトンという映画館もショッピング・モールもない町で育った彼女は、ヴォーカルとダンスのレッスンに夢中になる。また、学校の劇にも出演したり、映像を制作したり、ギターやピアノを習ったりと、クリエイティブな趣味を持つようになり、12歳にして自作の曲のデモ・テープを作った。
そんな中、デモ・テープの中の1本がデビュー時のプロデューサー、ジェイムズ・ロバートソンの手に渡り、彼の地下スタジオ(Basement)で共作を行なうようになる。そして、ジェイムズと共に制作したデモ・アルバムによってキャピトル・レコードとの契約が決定。16歳にてデビュー・アルバム『Noise From The Basement』を発表。(日本では2004年11月に日本盤をリリース。)はじけた個性、ダイナミックでハイ・エナジーなステージ・パフォーマンスが話題となり、昨年2004年にはブリトニー・スピアーズのアメリカ/ヨーロッパツアーのオープニングを務めた。
「ステージに上がる前は緊張する時もあるけど、でも音楽がかかるとすぐに、そこに立っていることにただもうワクワクしてくるのよね」
という彼女が、アリーナのステージで本領を発揮したことは驚くに当たらない。
同年代の女のコの多くがそうであるように、彼女はカッコいい男のコや流行りのファッション、スノーボーや詩を書くことに夢中で、好きな色はピンクという一見ごく普通なティーンエイジャー。但しそれと同時に、彼女が溌溂とした人間性を備え、ダイナミックでハイエナジーなステージでの存在感を放つ、才能あるシンガー・ソングライターである。
10代の女性アイドルにありがちな「ポップス寄りのRock」という誰もがイメージしそうなポスト・アヴリルというレッテルも、自作の曲でユーモアを交えきっちり否定してみせた。それは“来るなら来い”的な反発ではなく、しっかりと自作のRockでスカイのオリジナリティを主張してしまっているのである。そんな、とにかくロックしまくるのを心から楽しんでいるスカイの曲が、みんなを元気にしてくれるのは思わず納得してしまう。
くるくる変わるキュートな笑顔を見せたかと思うと、ドキッとするような視線で10代とは思えないセクシーな一面もみせ、とにかく目が離せない今最もキラキラと輝きを放つスーパー・ティーン!
スカイ・スウィートナム ジャパンツアー2005