「恋の片道切符」「おお!キャロル」「カレンダー・ガール」
甘い唄声に乗って蘇る青春の想い出・・・
Neil Sedaka(ニール・セダカ)
ロックン・ロールが産声を上げたあの頃、彗星の如くデビューし瞬く間にスターダムへと登りつめた“ニール・セダカ”。
「おお!キャロル」、「カレンダー・ガール」を始めとする彼の歌声は古き良きアメリカの時代を彩ったサウンド・トラックとして世界中の人々の心の中に刻み込まれ、多くの人々の青春を綴った曲が彼の唄だという人も決して少なくないはずです。
又、ニール・セダカが本国アメリカ以外で真っ先に人気を博したのは他ならぬここ日本であり、キャロル・キングへの思慕を歌った「おお!キャロル/恋の片道切符」が空前の大ヒットを記録しました。このヒットによりニール・セダカが日本における洋楽(ロカビリー)・ブームの中心的な役割を果たすと共に、各地で十代の女の子達を熱狂させ、上述のヒット曲を始め「すてきな16才」などは多くのロカビリー歌手が競ってカバーする重要なレパートリーとなって現在も各地で歌い継がれています。
ニール・セダカ バイオグラフィー
1939年、ニューヨーク州ブルックリン生まれ。
9歳の頃からピアニストになるべくクラッシックの教育を受けて育ち、1957年アメリカを代表する名門校ジュリアード音楽院に進みピアノと作曲を学ぶ。
1958年にRCAレコードより「恋の日記」でデビュー。その後「おお!キャロル」「カレンダー・ガール」等、次々とヒット曲を世に送り出し、一躍アメリカを代表するトップ・スターに登りつめた。
その後、叙情豊かなエンターテイナーへと転身し、シンガー・ソングライターとして「スーパーバード」「雨に微笑を」「バッドブラッド」など自身のヒットの他、カーペンターズの「ソリテアー」、キャプテン&テニールの「愛ある限り」、又日本では森口博子の「水の星より愛を込めて」など多くのヒット曲の作曲者としても活躍している。