TAMIA（タミア）

フルネーム：タミア・ワシントン
1976年カナダ・オンタリオ生まれ。6歳の時から教会で歌う。
10歳から地元の劇場やコーラス隊で歌い始め、その天性の歌声と美貌で、本国カナダで頭角をあらわす。1995年、クインシー・ジョーンズに依頼されたアルバム『Q's　ジューク・ジョイント』に参加、同作からの1stシングル「ムーブ・オン・マイ・ハート」でデビュー。この歌をイギリスのエリザベス女王と南アフリカのマンデラ大統領の前で披露するという名誉ある体験をしている。
1997年にはグラミー賞3部門にノミネートされる。
また女優としても開眼、1997年公開の大ヒット映画「スピード２」で華々しくスクリーン・デビューを飾る。
こうして、瞬く間にスターダムの階段を駆け上がっていったタミアは1998年、ソロ・アルバム『TAMIA』をついにリリース。
クインシーをはじめ豪華顔ぶれを迎え優しく柔らかなタミア・ヴォイスの魅力が最大限に引き出された同作は、世界的ヒットを記録する。日本でも、エモーションズの「ベスト・オブ・マイ・ライフ」をサンプリングした「フォーリング・フォー・ユー」は大ヒットとなった。
そして、2000年10月に待望のセカンド・アルバム『ア・ニュー・デイ』をリリース。このアルバムでは肌や温もりや息使い、胸の鼓動まで伝わってくるような、艶やかで、官能的とさえ言える極上のグルーヴを現出している。この作品がシーンにおけるタミアの存在感を揺ぎ無いものにすることは間違いない。

KANDI（キャンディ）

フルネーム：キャンディ・ブラッス
アメリカ・アトランタ生まれ。15歳の時にティーン対象のとあるショーケース番組に出演後、名門トライ・シティ・パフォーマンス・アーツ・ハイスクールに通い、そこで出会った仲間4人組R&Bコーラスグループエクスケイプを結成する。エスケイプは今やなく子も黙るあの名プロデューサーのジャーメイン・デゥプリに見初められ、 彼の設立した新レーベルSo So Defからの第一弾アーティストとして1993年にデビューを飾る。その後グループは5年間に渡り"Just Kickin"、"Feels So Good"や"Am I Dreamin"など多数のヒットを放ったが、メンバーの一人(ラターシャ）のソロを機に解散する。
そしてキャンディのソロ活動もそこから始まる。最初は水面下でソングライティングをしていた彼女だが、1999年の春、他人に提供した第一号作品がいきなりビルボード第一位を飾る。その後この歌は同年最も流行った一つの歌になる・・・
そう、その曲とはTLCの"No Scrubs"。キャンディがプロデューサーであるシェイクスピアコラボレートして出来上がった曲である。
キャンディは詩とメロディーを、シェイクスピアはトラックバックを創った。しかも2人はスマッシュ・ヒットを続けざまに生み、デスティニーズ・チャイルドの「Bills, Bills, Bills」は前作同様全米チャート一位を飾る。その後もマライア・キャリーの「X-Girlfriend」、イン・シンクの「It Makes Me Ill」、P!nkの「There You Go」をはじめ、ボーイズ�Uメン、フェイス・エヴァンズ、ジョーなどに楽曲を提供。そんな中、キャンディのソロシンガーとしてのプロジェクトが持ち上がり、ソロ・デビュー・アルバム『Hey Kandi...』をシェイクスピアを協同で作り上げ、同アルバムからのファースト・シングルである「Don't think I'm not」をチャートに送り込んでいる。さらに2001年は参加したアッシャーのニュー・シングル「Pop Ya Colla」が洋楽チャートを急上昇！彼女の時代はこの後も続く・・・。